夫婦円満でいるためのリペアアテンプト（修復努力）

末永く夫婦円満でいたいと願う婚姻中の方であれば共通の想いかと思います。

もともと、カップルって他人同士です。

それぞれ違った生活環境や習慣の中で育ち、全く違う価値観になるのは至極当然の事です。

その、異なる価値観が正面切って衝突するのが、夫婦の危機です。

そういった状況下で、夫婦間の衝突を回避しようとする工夫「リペアアテンプト(修復努力)」の習慣があるかないかで、

今後の夫婦仲の分水嶺（分かれ目）といえます。

例えばのお話。

〇仕事帰りや散歩のついでにお買い物のお願いをしたときに忘れて帰ってきた時

〇午前中に荷物が来るかもしれないから受け取っておいてねとお願いしてたのに出かけていた時

人は何かしら考え事をしているとき、何かしらの作業をしているときに話しかけられると話が入ってこない場合があります。

悪気なく、『ごめん、忘れてた』と相手が伝えた瞬間に

「人の言うことなんてどうでもいいと思ってるんでしょ!!」

「こんなに頼んでいるのに何度も忘れるなんて、バカじゃないの？」とまで言ってしまうと、侮辱です。

相手の落ち度に対して怒りを抑え切れず、相手を侮辱する様な暴言を浴びせかけている夫婦は、

「リペアアテンプト(修復努力)」をしていない状態だといえます。

もちろん、何度も繰り返されると苛立ったり、怒ってしまうのは理解できます。

しかし、いつも苛立ったり、怒ってしまうと“離婚”へと向かう、危険な兆候の一歩に近づいているのです。

我慢の限界が来たら探偵まで！！！

パートナーの欠点や失敗を見つけたとしても、相手を侮辱する様な言葉を吐かず、味方であろうとするのが、

「リペアアテンプト(修復努力)」です。

リペアアテンプトの一つは、ユーモアを持つことだといわれています。

「そういったおっちょこちょいなところが憎めないよね」「天然なところも可愛いね」などと、いたずらっぽく言ったり、

「あはは、やっちゃったね～!」「毎回じゃないかーい！」など冗談で言ってみたり

たいした意味などない、くだらない話をしたり、夫婦間でしかやらないような変顔をして見せたりするというのが最短で簡単な方法で

す。

もちろん、冗談連発で本音を言わなくなるのも困るので、適度な回数や間は大事にしましょう。

こんなにいきなりキャラ変なんて無理！という方もいるかと思います。

その場合はリペアアテンプトをパートナーに提案することから始めることからでも十分なのです。

何度頼みごとを忘れてしまうパートナーに、

「買い忘れた物があったから、これから一緒に買いに行こう？」や

「○○をするのに手伝ってもらえないかな？」

などと、解決策を提示するのもリペアアテンプトです。

こういったリペアアテンプトをお互いに行っている夫婦は、考えや意見、趣味嗜好などが違っていてさえ、

離婚せずにすむ場合が圧倒的に多いとのことです。

非難や侮辱はやめる。

そしてリペアアテンプトを実践するこそが夫婦円満の秘訣と言えます。

「近頃、パートナーとうまくいっていないな。喧嘩する回数が増えてきたな」と思ったら、

できることから実践することをお勧めします。

最近、なんだか様子が変かも・・・

パートナーの言動に疑問を感じたら

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