保険金詐欺って?
保険金詐欺とは、交通事故によって被害を受けた側の人物(被害者)が、事故を起こした側の人物(加害者)、または
加害者が加入している保険会社に対して、よりたくさんの保険金をもらえるように、実際の怪我や病気の程度を
偽る事をいいます。※ここでは、その他(偽装した自損事故や盗難など)のケースは省いております。
被害額2800万円超!?故意に事故を起こし、不正取得!
保険金詐欺はバレないの!?
実際、バレなかったというケースが多いでしょう。
目に見える身体の外傷などであれば、医師の判断も割と容易で、正確な診断をする事ができ、それによって
適正な保険金を支払う事が出来ますが、医師でも診断が難しいとされている、捻挫やむち打ちなどのケースは
自己申告による部分となる事が多いので、容易に怪我の程度を偽る事ができ、相場よりも多くの保険金を請求、
受け取る事が出来たというケースが多いと思います。
ですが、少しでも現場の状況や当人の話しに違和感が感じられた場合、警察や保険会社も徹底的に調査をします。
それによって、保険金詐欺という事が露呈し、逮捕に至ったというケースもありますので、いくつか紹介します。
●トラックを故意にぶつけ、保険金約200万円を不正に取得 6人が逮捕※記事抜粋
会社員、無職(2人)、塗装工、土木作業員の5人はとある市道で、故意にトラックを軽四乗用車に追突させて、
交通事故を偽装し、保険会社から保険金合わせて約200万円を騙し取ったなどとして、6人を逮捕した。
また、同年8月から11月の間に偽装事故による整骨院への通院・施術回数を水増偽装し、保険金合わせて約50万円
を騙し取ったとして、柔道整復師の男も同日逮捕した。
●交通事故を偽装し、不正に保険金を取得していたグループを逮捕※記事抜粋
仲間同士で交通事故を偽装し、保険会社から慰謝料や休業損害などの保険金を騙し取っていたとして、
保険金詐欺グループのメンバー3人を詐欺容疑で送検するとともに、偽装事故を起こす運転手役を務めていた男を
詐欺容疑で新たに逮捕した。
このグループは1992年ごろから自分達の所有する車に対し、レンタカーを故意に衝突させるという事故を繰り返し
ていた。
衝突させる際には前方の車を無人の状態で行うが、通報を受けた警察が現場に駆けつけた際には定員が乗車して
いたということにして、全員がケガをしたとして人身事故として処理。
保険会社から慰謝料や休業損害保険金を騙し取っていた疑いが持たれている。
と、上記のように、どんなに組織的に動き、綿密な計画を立てたとしても、バレるものはいずれバレます!
そうなると、保険金詐欺は詐欺罪にあたるので、有罪となれば10年以下の懲役刑を受ける事となり、人生を棒に
振る事になります。その為、過大に偽っての不正な保険金の取得は絶対にやめましょう。
金銭トラブルにあったら!
保険金詐欺の調査は探偵の出番!
過去にyk総合探偵社にて対応した、保険金詐欺の一例を紹介します。
交通事故によって、左足と利き手である右手を捻挫してしまい、日常生活や仕事に支障をきたしており、
その為、仕事を休まざるをえなくなった分の補償と、通院費などの治療費として、約500万円を請求されている
という事案がありました。一応、被害者側が作成した、営業補償の根拠となる書類と通院履歴となる領収書などの
提出はありました。その提出された物に関しては特に違和感を感じませんでしたが、調査の依頼者によると、
事故が起こってからその書類などの提出までがスムーズ過ぎるという事でした。
その為、被害者側の素行調査をする事に。…結果、捻挫をしたという、左足は引きずったり、痛そうにしたりする
素振りを一切見せずに、普通に歩いています。また、同じく捻挫したという、右手に関しても、ゴルフのロング
コースを回ったり、時にはその右手で友人達とハイタッチしている姿がありました。
更に驚く事に、この調査対象(事故の被害者)はそもそも働いてすらおらず、接骨院への通院もしていません。
全てが真っ赤な嘘でした。
結果的に、営業補償の根拠となる書類や通院履歴となる書類も、友人達の協力を得て、取得していた物と判明
しました。
最終的には、この調査結果をもって、調査の依頼者と調査対象(事故の被害者)間での示談が成立しました。
沖縄県での保険金詐欺調査は、豊富な実績のある、yk総合探偵社までお問い合わせください!
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